今年はコロナウイルスにより、経済が滞って不安になることが多い年でしたね。でも本当は、お金を貯めて安心して暮らしたいと思う方が大半ではないでしょうか。お金を貯めるには思考が大切になってきます。
今回はお金を貯めたいという人のために、死について考えるとお金が貯まるという衝撃の事実があるので、いくつか紹介していきたいと思います。
1.人類とお金
①宗教とお金

昔の宗教家は、「お金は地獄への道だ。」「お金を神様に寄付することで天国に行けますよ。」などという教えを行っていました。
つまり、「お金を捨て去りなさい。」という時代があったのです。罪を軽くしたり罪を許してもらう免罪符によって教会はお金を儲けていました。
現代では考えられない話ですね。
②お金は人類が作った最強の信頼システム
世の中から絶対的に信頼されているものとして
・(自然)科学…地球は回っている。リンゴを離せば必ず落ちる。
・お金…人類史上、かつて通貨を手に入れてから廃止した国がない。
があげられています。
またお金とメンタルの関係として
・札束を数えるとメンタルが安定する。
・カードや電子マネーを使うと不健康になり、衝動買いが増える。
があげられています。
2.貯金と収入
世帯収入と子供の貯金額や寄付額にまったく相関がありませんでした。ただ子供が暖かい家庭に育つと貯金をしやすく寄付額も増えていました。
例えば、子供にお手伝いや宿題を終わらせてからお小遣いをあげると、何もしないでお金をもらった子供に比べて、慈善団体に寄付する割合が2倍ほど増えました。
また算数の得意な子供は、お金の使い方が上手い傾向にありました。逆に算数の苦手な子供は、お金に対する不安を抱えやすくなりました。数学的なセンスがあると未来をある程度計算できるので、不安が少なくなり、今の事に集中しやすくなります。よって稼ぐ力も高まります。
3.お金と死への恐怖

お札を束にして数えてみましょう。
札束を数えると死への不安や恐怖が五分の一も減るという研究があります。つまりお金は死への不安に対する緩衝材となっていることが分かります。
①死への恐怖を感じると?
死への恐怖を感じると、お金をより多く欲しがるようになります。
歯医者に関する恐怖を感じる質問をされたグループより、死への恐怖を感じる質問をされたグループの方が、よりお金がないと幸せに感じることができなくなりました。
つまりお金は、死への恐怖から逃れるための便利なツールであることが分かります。
②お金の落とし穴
ただ死への恐怖を感じるグループは、お金を守りたくなって短期的な利益にしがみつきたくなる傾向があります。
その結果、長期的な投資ではなく貯金に回してしまう人が増えてしまいます。また、保険の勧誘にも引っかかりやすくなるそうです。
4.現金と人間
人は物理的なお金の形状に愛着を感じるようにできています。
例えば、子供にお小遣いを上げる時は、ピン札(綺麗なお札)を上げた方が効果的です。古いお札だと早く使いやすくなる傾向があるからです。ピン札をなかなか使いたがらないのは、子供にも共通して言えますね。
5.クレジットカードは麻薬に近い
①カード決済のネガティブポイント
クレジットカードは麻薬に近い効果があります。
ショッピングの際、現金とカードで比較した場合、カードを使うと健康的でない食品を買う傾向にありました。またカジノでは、カードを使うとより大きいお金を入札しやすくなります。
②カード払いの罠
クレジットカードだと2倍ほど消費が加速してしまいます。またクレカの普及により、個人的な債務(借金)が3倍ほど膨れ上がりました。
つまりカードを持っているだけで、支払い額が多くなってしまいます。カードの支払い額が増えるのは、お金っぽさを感じさせないのが理由の一つとして考えられています。
クレカや電子マネーなどのカード払いには気を付けたいものですね☆
6.まとめ
いかがでしたか。
お金を貯める上で、死について考えてみるのも時には必要なのかなと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
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