皆さんは、HSS型HSPについて何か聞いたことがありますか?
HSPについては以前から知っていたので、ブログでも紹介していましたが、HSS型については最近まで知りませんでした。なので今回は、HSS型HSPの特徴について色々と調べてみました。
自身が少しでも当てはまってるなと感じたら、ぜひ今後の指針にしてみてください。
HSSとはHigh Sensation Seeking(刺激探求型)のことで、内向的で静かな生活を好む本来のHSPとは違い、どちらかというと外向的で好奇心が強いタイプを指します。 つまり「HSS型HSP」とは、「非常に敏感なのに刺激を求めてしまう人」のことです。
1.HSS型HSPについて

HSS型HSPは、全人口の約6%ほど占めています。HSPの中でも、3割しか含まれていません。
わりと少数派ですね☆
| HSS型の特徴
ここからは、HSS型の特徴をいくつか紹介します。
①刺激を求めるHSP
基本的に、HSPの人は刺激に対して敏感で、神経を高ぶらせる物質や警戒心を高めるホルモンが多く出ます。
ただHSS型は刺激に対してポジティブです。
例えば
・一つの仕事でじっとしていられない
・恋愛では色んな人と付き合いたい
・一人で海外旅行に行きたい
と思う傾向があります。
②内向型ではなく外向型
HSS型の人は、人との関わりが欲しいと思う傾向があります。人との関わりでエネルギーを充電し、人と一緒に何かしたいと考えます。
逆にHSPの人は、人と長く一緒にいたくないと思う傾向があります。
③受ける刺激は一緒
HSS型もHSPと一緒で、受ける刺激は一緒です。
HSS型の欠点として
・燃え尽きやすい…行動しすぎてエネルギーが無くなってしまう。
・ポジティブすぎるリスク…受けなくていい仕事を受ける等。
・行動して失敗するリスク…大胆な時があるので失敗する可能性が高い。借金等。
といった特徴があります。
④HSPと重複する
HSS型はHSPと重複しています。
疲れている時はネガティブ(HSP)、余裕がある時はポジティブ(HSS型)になることもあります。
2.HSS診断
HSS診断として10項目ほど挙げられています。
①人と関わるのが平気
②知らない土地とお店に行くのが好き
③独自のアイデアが多い
④変わっていると言われる
⑤家にずっといるとすぐ疲れる
⑥人と違ったことがしたい
⑦冒険や探検という言葉が好き
⑧ダメだと分かっていても衝動が止められないことがある
⑨世の中はワクワクや楽しいことで満ちあふれていると思う
⑩ホラーや攻撃的な映画・マンガなどを読みたいと思うことがある
当てはまる項目が多いほど、HSS型の傾向が高くなります。
皆さんも診断してみてください。ちなみに僕は7つほど当てはまりました。
3.HSS型は天才肌!?

HSS型は天才肌と呼ばれています。
理由として
・好奇心が旺盛…好奇心が旺盛なので、新しい物事を求める。
・発想力・行動力がある…プラス思考が強いので、柔軟な発想力で行動してしまう。
・探求心がある…物事を突き詰めて、深く掘り下げる。
等のメリットが挙げられています。
| 能力を活かすためのポイント
ただHSS型の人は、発想が常人離れしているので、なかなか人に理解されづらいことがあります。その結果、発想だけで終わってしまう人もいます。
なので、発想を活かす
- リアリティ
- 計画性
- 慎重性
を持つことが大切になってきます。
4.HSS型が言われやすい言葉

実は、HSS型の人が言われやすい言葉がいくつかあります。
①変わり者
HSS型は行動的で刺激を求めるので、すぐに試そうとします。また、他の人が興味ない情報を持っている傾向があるので、変わっていると言われることがあります。
②天才肌
HSS型は、特定の物事に対しての情報をたくさん持っています。また発想力や行動力があるので、天才肌と呼ばれることもあります。
③空気が読めない
これはHSP全般が言われやすい言葉です。深く考えた結果、その場に合わない答えを出してしまいます。
④物知り
HSS型は好奇心が止まらないので、自発的に情報を集めます。なので、専門家顔負けになることもあります。
⑤よく分からない
HSS型HSPは圧倒的に数が少ないので、なかなか人から理解されません。行動力がありますが、繊細な部分も併せ持っています。
これらの言葉は、悪意があって言われている言葉ではなく、むしろ誉め言葉として使われるケースが多いです。
5.HSS型がラクに生きるコツ

HSS型の人でも、ラクに生きるコツがいくつかあります。
①望んだ刺激を求める
望んだ刺激を追求しましょう。
刺激はポジティブなもの、ネガティブなものに分けられています。自分にとって、ネガティブな刺激は物足りなさが残るので、モチベーションが上がることかどうか、事前にチェックしてみます。
②準備を楽しむ
準備を楽しみましょう。
HSS型の人は、一人で旅行をする人が多い傾向があります。自宅にいながらワクワクすることが大切です。準備も旅行の一部なので、どこを見てまわるか、何を買うか、キャスターで行くかなど、頭の中でイメージを膨らませます。
③失敗傾向をまとめる
失敗傾向をまとめましょう。
HSS型の人は、大きな失敗をする可能性が高いです。準備をする前に試して失敗するケースが多いので、事前に失敗する傾向をつかんでミスを減らしていきます。
④ホッとできる時間を作る
ホッとできる時間を作りましょう。
HSS型の人は、日々息継ぎなしに動き回っている傾向があります。その結果、燃え尽きてしまいます。普段から適度に休むこと、意識して一息する時間を作ることをお勧めします。
まとめ
いかがでしたか。
HSS型HSPの特徴を紹介しました。
心当たりある人は、是非参考にしてみてください。
関連本を貼っておきます。
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