「コミュ力を高めて対話不安を克服したい!」
コミュ力が高ければ人間関係が円滑に進み、何かとチャンスも巡ってきますね。
コミュ力が高い人は、対人不安に対する対策が上手い傾向にあります。そして自分なりの対話不安対策をもっています。
外交的な人や自信家な人の方がコミュ力が高そうですが、実際はコミュ力が高いわけではないことが研究によって明らかになっています。
今回は対人関係の不安を抱える人のために、コミュ力を高めて対話不安を克服する方法をまとめました。
1.コミュ力が高い人の特徴

コミュ力が高い人は
・対人不安・対話不安に対する処理が上手い
コミュ力が高い人は、感情を安定させる独自の習慣をもっています。
・寛大で動じないように見える
コミュ力が高い人は、注意力や集中力のコントロールが上手い傾向があります。
・開放性が高い
コミュ力が高い人は、普段から新しいことに挑戦する習慣をもっています。その結果、相手の意外な一面も受け入れられます。
このような特徴があります。
2.対話不安に対する不快感を減らす

ここからは、対話不安に対する不快感や負荷を減らす方法をいくつか紹介します。
身体感覚を鍛える(ボディスキャン瞑想)
実は、全体の46%の人達は、相手の話をきちんと聞くことができていません。
会話の集中力を高めるには、瞑想が効きます。ただ本格的な瞑想は時間がかかるので、ここでは3分で終わる簡単なボディスキャン瞑想を紹介します。
ボディスキャン瞑想
1.目を閉じて1分間、周りの音(車の音や鳥の声など)を聴く。
2.目を閉じて1分間、呼吸に意識を向ける。
3.目を閉じて1分間、つま先や足の裏の感覚に意識を向ける。
* 座ってリラックスした状態で行ってください。
この3ステップを行うことで、身体感覚が鍛えられ、リラックスした状態になります。不快感にも強くなり、身体のフットワークが軽くなります。
身体や心に不快感を感じたら!?
普段の生活で身体に不快感を感じたときは、約30秒間だけ不快に感じる場所(腰が痛い,足が寒い等)を探して、その感覚に注目します。
そして不快感の場所を見つけたら、その不快感がどのように変化するかを実況中継します。「最初は、足が寒かったけど、だんだん膝の方が寒くなってきたな…。」など、移り変わりや変化に注目するのがポイントとなります。
これにより心身の不快感が少なくなります。対人不安にも同様な効果がありそうですね☆
3.対話不安に対する負荷を減らす

①目玉の親父トレーニング
リラックスして2,3回深呼吸します。
その後、心配事(目玉の親父)が頭に乗っかっているのを想像します。それを、自分の尊敬する人が「大丈夫だよ。」などと優しく言って、心配事をスッと手に取って下ろしてくれるのを想像します。
②一人文通
自分の怒りの対象となっている人を探します。見つかったら、その相手に対するイライラした事柄を手紙に書いて、想像で手紙を送ります。
その後、相手の立場になりきって謝罪の文章を書きます。そしてその手紙を何度も読みます。一人二役ですね。これによりトラウマに強くなります。
人間関係で怒りを感じたら効果のあるテクニックになります。
③CZ拡大戦略
コンフォートゾーン(心地よく感じられる範囲)を広げようと考えます。
街中で見かけた知らない人に話しかけるようにします。少し怖いなと思ったら、話しかけやすそうな人(返答が返ってくる人)を選ぶようにします。こういったエクスポージャー*¹を習慣にします。少しづつ慣れてきたら、エクスポージャーのレベルを上げます。
*¹ エクスポージャーとは、恐怖や不安の原因になる刺激や状況に段階的にあえてさらすことで不安反応を消していく方法。
④事実歪曲空間
嫌な事や都合が悪いことが起こった時に、それを自分に都合よく解釈します。
自分にとってネガティブな物事にポジティブな側面を見い出します。紙に書いたり自分に言い聞かせたりします。あのスティーブ・ジョブズも使っていたテクニックです。
まとめ
いかがでしたか。
特にボディスキャン瞑想は、時間もかからず割とお手軽なのでおすすめします。リラックス効果も高くて気分が楽になります☆
対話不安のある人は、ぜひ習慣化してみてください。
関連本を貼っておきます。
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