「上司や周りから認められたい。」「SNSのいいね、たくさん欲しい。」「このプレゼント、喜んでくれるかな?」
このように私たちは生きていく上で、ときおり承認欲求に基づいた思考をする機会があります。適度であれば問題ないですが、それが過剰になると心身が消耗して、色々な害をもたらします。
自分が楽しいと思うことや興味があることが、結果的に人に認められるのは良いことです。
ただ「承認されたい。」「他人から認められたい。」という思考が中心になると、承認欲求の罠にハマり他人に支配されやすくなります。その結果、自分らしさが失われてしまいます。
今回は、承認欲求から解放されて自分らしく生きたいという人のために、承認欲求がもたらす3つの害と対策方法を紹介したいと思います。

承認欲求がもたらす3つの害
1.破産リスクが高まる

見栄っ張りは破産しやすい傾向にあります。
見栄っ張りな人は、他人に自分は凄い人だと思ってもらうために、ブランド品をたくさん買い漁る傾向があります。自分が稼いで余裕がある時は良いのですが、儲からなくなってくればくるほど、「スゴイと思われなくなるんじゃないか…。」と思い、それを覆い隠すために浪費を重ねてしまいます。
負のループですね…。
2.他人との比較によるメンタルの崩壊

他人と自分を比べてしまうことで、人は不幸になります。
自分より下の人と比べると、「自分はまだ大丈夫。」と自分に対して甘くなります。その結果、物事に失敗するリスクが高まります。
一方、自分より上の人と比べると、自分が惨めに感じるので、モチベーションが下がり失敗してしまいます。
他人との比較、デメリットが大きいですね…。
3.完璧主義の罠に陥る

完璧主義とは完璧以外は意味が無いという人のことを意味します。
完璧主義者は、失敗しないと確証できるまで行動しません。現代は完璧主義者が増えている傾向にあるそうです。完璧主義になると、「とりあえずやってみよう!」という思考がなくなります。また他人に対しても完璧なことを要求します。
完璧主義、とても苦しい生き方といえますね…。
承認欲求への3つの対策
1.見栄っ張り対策
オリジナリティへの投資をしましょう。
自分の見栄のために投資をするのではなく、自分が求めているものに対して投資や追及をするようにします。
僕の場合は、好きな音楽やブログ、実用書などが当てはまります。
2.他人との比較対策
他人ではなく、過去の自分と比べてみます。
過去の自分と比べることで、人は成長することができます。過去よりも成長を実感できることでモチベーションが高まります。
僕の場合は、以前よりもスムーズに記事を書けていることに成長を感じることがあります。
3.完璧主義対策
1%の改善主義に変えてみます。
そもそも人は不完全な生き物なので、世の中に完璧な人は存在しません。不完全だからこそ、少しでもいいので改善・改良を積み重ねます。徐々に積み上げていくことが大切です。
完璧主義対策は過去記事に載せているので、こちらも参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか。
油断すると承認欲求の罠にハマりがちになるので、気を付けたいですね。
ぜひ参考にしてみてください。
関連本を貼っておきます。
コメント